民法改正案が衆議院を通過しました
2017年4月14日、債権法に関する民法改正案が衆議院本会議で可決されました。
債権法に関する民法改正案は、2015年3月に国会に提出されています。
「可決成立日 未定」「公布日 未定」とされてはや2年。ようやく、成立する見込みがついたわけです。
債権法に関する抜本的改正は120年ぶりであり、改正箇所も広範囲に及びます。法案提出の理由は、以下のとおり記載されていますが、この「等」の中に、かなりいろいろ入っているのですよね。
社会経済情勢の変化に鑑み、消滅時効の期間の統一化等の時効に関する規定の整備、法定利率を変動させ る規定の新設、保証人の保護を図るための保証債務に関する規定の整備、定型約款に関する規定の新設等を行う必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。
民法は、法律の中でも基本となる、基礎中の基礎。改正箇所は、しっかり理解し、把握する必要があります。事務所内でも勉強会を開催する予定ですが、個人的にもこちらのブログで改正点を勉強していきたいと思います。
〔熊谷 真喜〕